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FX (為替証拠金取引)が2005年頃から大流行している。

確かに分散投資の一部として取組むなら、FXは有効な投資手法だ。

が、2002年にFXを始めた俺の感想は、「FXのスワップだけでは食えない」だ。

<「FXのスワップ金利だけでは食えない」理由>

為替の基本なのだが、低金利通貨と高金利通貨との関係は、

低金利通貨が高くなり高金利通貨が安くなるというセオリーがある。

これは2004年以降〜現在までの円安とは反対の現象なのだが、

裁定取引が働く普通の市場ならばこのセオリー通りになる(今は非常識な状態なのだ)

アービトラージをやる裁定業者(主にヘッジファンド)などは、為替先物を使い、

金利分を割引いた値で高金利通貨を売り、低金利通貨を買う(またはその逆もやる)。

(この理論が理解できない人は、この本を読んでみれば分かる)

藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義(上) 為替と金利はなぜ、いつ動くか編


つまり、2004年以降は裁定が働かない異常な状況なのだ。

思惑(陰謀?)で、裁定を効かせずに、大勢が 円売り/高金利通貨買い に傾いているが、

円安となる原因がなくなれば、反動で猛烈な円高になると予想される。

例えば2007年5月から三角合併が解禁され、日本企業が買収されていくだろう。

外資が日本企業を安く手に入れるために、世界中が円安になるのを黙認している。

・・・というより、世界中が協調して円安誘導しているというのは考えすぎだろうか?
米国株が2006年5月からほとんど下押しなく上昇し続けている事や、
   ”欧州株は、過去のいかなる指標を用いて計算しても異常な割高” と、
   ジムロジャーズが警告するほどの高値を維持しているのは、時価総額を増やせば、
   株式交換による三角合併も有利になるし、円安で安く日本企業を買い叩けるからだ。

だから、三角合併、M&Aが一息つくと、円高になると俺は思う。

早ければ2007年後半、遅くても2〜3年後には円高に反転するだろう。

そして為替のトレンドは数年間続く。

たとえSWAP金利をもらっても、その数年間は為替差損で引かされ続けるだろう。
2004年2〜3月頃から円安に反転したので、既に3年間円安だ。
  同じ期間、円高が続くとしても3年以上は円高トレンドとなるんだよ。

SWAP収入を前提として生活している人は根本的に考え直す事になるだろう。

つまり、いつまでも「SWAPで毎日が夏休み」とはならないという事だ。
短期で為替差益を取り続けられる人なら問題ないけどね


次に、FXが難しい理由。それは、フェアバリュー=適正レートの算定ができないからだ。

購買力平価で適正レートを推定しても無意味な事は、やってみればすぐに分かるだろう。

株ならPER、PBR、今後10年で産み出すキャッシュの予想(←バフェットが使う手法)など、

適正株価を算出する手法がたくさんあり、誰にでも分かり易い。

だが、為替には有効な指標はない。FXで正しいのは、チャートパターン=トレンドだけだ。
長期で見れば、「貿易+資本収支の伸び」で判断できるが、FXの役には立たない


現状最も有望な通貨としてオーストラリアドルがあり、高金利通貨としても人気がある。

だが1日1万円のスワップ金利をもらうには、現在の水準だと約70万豪ドルのロングとなる。

すると、為替レートが1円の円高に振れただけで70万円の損失となる。

仮に資産1000万円として、1日で70万円(=資産の7%)のリスクを取るのはやりすぎだ。
為替は24時間動いていて、寝ている間に簡単に1〜2円変動するからね

為替の毎夜のロールオーバーはリスクの塊だから、デイトレとは対極のハイリスク投資だが、

SWAP金利を取るためにはオーバーナイトする必要がある。

たったの1万円/日を稼ぐために、こんなにリスクを取るのは見合わない。

とにかく、「SWAP収入で生活できる」と思うのが間違いだ。


伝説の為替ディーラー若林栄四も「世の中の大勢は理屈通り動いていると考えよ」と言っている。

だからスワップ金利収入だけで生活するなんて甘い考えは捨てよう。


ちなみに、FXをやるなら若林栄四の本は絶対に読んでおかねばならない。

昔から ”米ドルは大暴落する” ”1ドル=2円になる”とか言われていたが、

なぜ大暴落していないのか、その理由がこの本に書いてある。

                         黄金の相場学

その理由は、ほとんどの人が知らないだけで、実はよく調べれば辻褄が合う簡単な話だった。

また、この本はUSD/JPYだけでなくEUR/JPYや、日本・米国・中国株の見通しも述べている。

ただ、トレンド転換の時期や、その時のレートが 1ドル=12●円 と具体的すぎるので、

ときどき読みが外れる。しかし、著者は紛れも無くすごい人なので、絶対に読む価値がある!

駐在員になる前の沈没時代、俺は株で生活していた。

株関連の本を読んでも、評論家の話を聞いても、信用できる人は一人として居なかった。

”専門家の話の逆をやれば儲かる” と、確信を持って相場をやっていたくらいだね。

しかし、若林栄四の本を読んだとき、「この人は本物だ」と思った。

だから、FXをやる人だけでなく、株しかやらない人でも、ぜひ読んでみるといい。

ちなみに”文庫版”の方を読む事。ハードカバーの内容を加筆訂正したのが文庫版だからね。

・・・と、いろいろブツブツと書いたが、俺はFXに否定的なワケではない。


1.
外貨預金と違ってコンバージョンで外貨のまま受け取る方法もあるので、

上手に使えば、海外セミリタイヤ組にはかなり便利なものとなる。

2.FXの勝負において、最も正しいのは「現実」。つまり、トレンドであり、チャートだ。

トレンドに乗っている限り、誰でもFXで勝てる。トレンドさえ見ていればよいから簡単だ。
但、SWAPがデビットになると苦しくなる。金利を払ってまで、FXで勝負する理由などない。
   だから、そういう状況になれば、FXをやめて、株や商品先物に乗り換えればいいのだ。

3.’07年後半(〜’09年頃?)まではFXで儲けるのは簡単だ。

具体的には AUD/JPY(豪ドル)の買い が最も有望だと俺は思っている。

CAD/JPYも魅力的だが、カナダドルは米国経済の影響を受けやすい事と、

AUDに比べてSWAP金利が少ないので次点をつけた。


また、数年間に数回の頻度で、全力買いをしてもいい場合がある。

そのチャンスは、もう1年以上訪れていないが、

もしチャンスが来れば株を全部売り払ってFXに集中投資してもいいほどだ。
俺の必勝パターンなので、ココでは公開しないけどね

高金利というだけでSWAPに目がくらんで、政治・経済がダメな国の通貨を買うのは危険だョ!

*この項は2007年4月上旬に書いたものです。


この上巻は
・為替 ・金利 ・国債
について解説。
国債先物をやる人も
読むべきだ


この下巻は
・国債
・デリバティブ
・ヘッジファンド
について解説


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