★前ページまでの日程表を理解したところで、要点を整理してみる★
日本出国後90日で、「楽天カード付帯の海外旅行保険」と「1つ目のビザ」が切れる。
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そのために隣国など、他国に一時出国しなければならない。
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その移動の切符をシティカードで買えば海外旅行保険がついてくる。
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可能ならば、一時出国・タイ再入国後に「バンコクへ戻る切符」をカード払できればベスト。
*「バンコク→隣国への切符」だと、最低一日前に買うワケだから、
海外旅行保険の期間が一日前倒しになる(最悪はそれでいくしかないけどね)。
* シティカードの場合、「公共交通乗用具の料金を支払った時点から保険適用」。
この「公共交通乗用具」が微妙で、タクシーだと「公共」と見做されない恐れがある。
そもそも、タイのタクシーでクレジットカード支払となる状況は無いと思われる。
<<窓口にて、クレジットカードで切符を買える交通機関>>
タイ国鉄: タイ国内では3ヶ所のみ。
バンコク・ホワランポーン駅、チェンマイ駅、ハジャイ駅。(他に、ネット上でも可だが避けたい)
バス: クレジット可の会社も、状況により変わるので、直前に再度確認して下さい。
バンコク・・・南バスターミナルの5社、北バスターミナルの3社、東バスターミナルの2社。
チェンマイ・・・アーケードバスターミナルで4社。
*チェンマイは、メーサーイやチェンコーン等と絡めて利用する手があり使える。
メーソート・・・空港近くのバスターミナル内の999社は意外にもクレジットカード利用可。
その他の地方のバスターミナルでのカード決済可否は一部未確認だが、原則不可。
・ナコンチャイエー社は、バンコクとチェンマイではクレジットカード払い可。
*HP上で予約決済できた時期もあったが、現在中止。かつタイ語のみで要登録・会費制なので面倒。
59バーツ払えば、4年の間に5%割引が20回受けられる会員だが、セミリタイヤ組にメリットはない。
・ボーコーソー社(999)も、バンコクとチェンマイではクレジットカード利用可。
*ThaiTicketMajorの窓口やウェブサイトでも予約決済できる。999社の窓口では、
他にはたぶんプーケットやハジャイ等で利用可能だと思うが、ビザランには不適格。
・ソムバットトゥワ社(ソムバットツアー)も、バンコクとチェンマイでクレジットカード利用可。
*バンコクから、チェンマイ、メーサイ、チェンコン、トゥンチャーン、ナーンなど、
メジャーな出国ポイントからマニアックなイミグレポイントまで網羅している。
・チュートチャイトゥワ社は、チャンマイでの利用可は確認済(バンコクでも使えると思うが)
*夜は早目に窓口を閉める事がある。また、他社と比べるとやや不評。
・チャントゥワ社(チャンツアー) ←2010年以降、窓口ではカード利用不可になった。
*但、タイチケットメジャーならクレジットカードで買える路線がある。これは利用価値あり。
その他、カオサン発着のバックパッカー向けバスは安いが、カード利用は難しい。
手数料分上乗せならOKかもしれないが、長距離のカオサンバスは避けるのが無難。
飛行機:
最悪でもコレで何とかなる。ノックエアーやエアアジアならネットで買えるし、
空港へ駆け込み、カウンターで買えば間違いなくクレジットカード払い可能。
<<出国ポイントと交通機関の選定>>「評価」は俺の主観(価値観と好み)です
クレジットカード決済の可否については流動的で不明な点が多いし、
詳しく解説してもキリがないので、俺が出した結論を以下に述べる。
評価
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出国ポイント
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推奨ルート
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備考
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〇
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ウボンラーチャターニー |
タイ国鉄が楽で良い。但、バスより不便
バスならナコンチャイエー。
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バンコクでカードで切符を買う事。ウボンでカード決済可能は飛行機のみ。 |
〇
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ムクダーハーン |
サハパンロイエットのバスで往復。
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タイチケットメジャーで買えばカード利用可。 |
〇
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ナコンパノム |
999のバスで往復。バンコクでカード払
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ラオス・ターケーク |
△
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ブンカーン |
ノンカイ経由が無難だが・・・
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直行ならエアーウドン社のバス。但カード利用不可。 |
〇
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ノーンカーイ |
タイ国鉄で往復。バンコクでカード払
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バスなら999。チャントゥワはカード不可に
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▲
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ルーイ(→ターリー) |
999のバスで往復。バンコクでカード払
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ルーイ→ターリーが面倒。次点。 |
×
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フワイゴーン |
999のバスで往復。バンコクでカード払
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ビザラン目的だけなら避ける |
◎
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チェンコーン |
往路は何でもよいが、復路はチェンマイからカード払できる交通機関を利用
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ラオス・フエサイ(フアイサイ) |
◎
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メーサーイ |
往路は何でもよいが、復路はチェンマイからカード払できる交通機関を利用
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ミャンマーでは宿泊しない |
-
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チェンマイ(経由地) |
タイ国鉄がおススメ。復路でカード利用可
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バスならナコンチャイエーかソムバットツアー。他に裏技でもう1社あるが内緒 |
◎
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メーソート |
999のバスはメーソートでカード払可。
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ミャンマーでは宿泊しない |
◎
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ラノーン |
999のバスで往復。バンコクでカード払
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ミャンマーにも泊まれるが・・・ |
実際には、ビザランだけでは勿体無い。小旅行のつもりで行けば、国境巡りや隣国の旅行を楽しめる。
そういう観点では、ターリー や フワイゴーン(ホイコン。ナーン/トゥンチャン経由) などは、
上記「評価」は低い点をつけたけど、マニアしか行かない秘境だから楽しいと思う。
概ねバスの方が便利だが、長距離になるほど疲れるので、以下のルートは列車利用が良い。
1.ノーンカーイは往路だけでもタイ国鉄でカード利用。後の行程もそんなに不便ではないから。
*チャントゥワがカード利用不可になったからね。往復バスの長旅は中年には辛いしね〜
2.ウボンは2番のソンテウでウボン駅からバスターミナルまで簡単に行けるので往路で使いたい。
但、ウボン〜パークセー間の国際バスが減便になったので、復路では注意するべし。
即ち、パークセーから午後便に乗ると、タイ国鉄最終便に遅れる可能性があるので危険。
3.チェンマイ駅は最も利用価値高い。バスターミナルから国鉄駅までソンテウ20バーツ。
往路はチェンライまで飛行機で行き、そこからメーサーイやチェンコンに行くのもアリ。
<<日程の決定>>・・・海外旅行保険の非加入期間をなくす安全策
@ 行き当たりバッタリでも可能な日程・・・無保険期間をなくすと149日になります
91日目でなく、90日目にトンボ帰りのタイ再入国という日程にする。
コレは、メーサイやチェンコンから一時出国する場合に有効。
タイ再入国して、その日のうちにバンコク行きの切符をシティカードで買えばよい。
*チェンマイならバスも列車もカード払い可。他の地方なら飛行機以外には使えないが。
また、メーソート:ミャワディ国境の日帰りビザランなら更に使いやすい。
A 2回目のタイ入国をずらす日程・・・どんな場合でも有効
30日目のビエンチャンへ観光ダブルビザ取り旅行の際に、ラオスに2泊する。
すると、タイ観光ビザの使用開始が1日後ろにずれるため、
海外旅行保険90日の満期がビザ切れより1日間早く到来する事になる。
その日程を表にすると↓の通りとなる*91日目の出国先はどこでもOK
日本出国から
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タイビザ
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日程等
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REMARK
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1日目
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1日目
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日本出国〜タイ入国。滞在許可30日 |
空路入国すれば、滞在許可30日。 |
29日目
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夜バンコク出発 |
夜行バスまたは夜行列車。 |
30日目
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30日目
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午前中にノンカイ着。出国。ラオス入国 |
ビエンチャンで観光ビザダブル申請。 |
31日目
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ラオスに滞在
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ビザ取得。引き続きラオスに滞在 |
-
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32日目
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1日目
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タイ再入国。 |
1回目の観光ビザ使用。滞在許可60日 |
90日目
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59日目
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バンコクからのチケットを購入・出発 |
シティカードの保険付帯開始 |
91日目
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60日目
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タイから出国。隣国で1泊。 |
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92日目
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1日目
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タイ再入国 |
2回目の観光ビザ使用。滞在許可60日 |
149日目
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日本へ帰国
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タイ出国(ビザ期限まで2日あるが) |
シティカードの保険期限 |
*この日程でも、前述の通り、海外在住の合計は149日間となります。
俺の知人には海外旅行保険に入ってない奴も居たが、病弱な俺には考えられない。 更に次ページ↓に続く・・・
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